製品開発ブログ・東京ブラインド
製品開発ブログ

フェルトーン開発秘話

フェルトーンは、色、形、厚み、防炎性能、コストなどを研究し、さまざまな試行錯誤を重ねて生み出された吸音材を使用したバーチカルブラインド(縦型ブラインド)です。

その吸音材は大手自動車メーカーの製品にも使われている最高級の吸音材を使用し、吸音性能を保ちながら、窓面や壁面に設置できる新たな商品として開発されました。

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2007年、展示会に参考出展をすることになり、展示会では、
「フェルトの温かみのある素材がいい」とのご意見のほか、「色が地味」「1色しかないのですか?」「どういう用途で使うか思い浮かばない」などの厳しいご意見も頂きました。

そこで、そのようなご意見に応えるためカラーバリエーションを増やせないか、また「どのような用途でどんな使い方があるのか」などの実験と勉強の日々が始まりました。
「地味」「1色しかない」というのは、インテリア用品として窓面や壁面を飾る商品には、どうにかして解決したい問題でした。

まずは吸音材メーカーに協力を願い、「地味さを何とかしたいので、色を変えることはできないか」と相談しました。
基本的に吸音材に色をつけることは困難であるということを言われましたが、
それでも出来る方法はあるはずと、研究に数ヶ月間を費やし、
ようやく色をつけることに成功しました。
そしてホワイト・ブラック・アイボリー・グレーの4色の吸音材が完成しました。

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さらに色の地味さについての解決策は意外なところからやってきました。
長年、お世話になっている縫製所から吸音材をカーテン生地で覆う、特殊加工が出来るとの案を頂きました。
それによって吸音性能を失う事無く、インテリア性を持たせたカーテン生地でのカバー加工が誕生しました。
それにより、お好きなカーテン生地でカバー加工できるため、カラーバリエーションも豊富になり、インテリア性をさらに高める事に成功したのです。
(但し、厚みのある生地でカバー加工をした場合、
吸音性能が減少することがあります。)

さらにこの吸音材のカバー加工は経済産業省から新連携事業(新連携事業とは、
異業種間の連携による新事業支援、つまり異業種コラボレーションによる新規製品開発のことです。)として認めて頂くことになり、この画期的な製品のさらなる開発と周知のため、国からお墨付きを頂くことになったのです。
それにより開発はさらに加速し、現在に至ります。

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