製品開発ブログ・東京ブラインド
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Q&A 室内の音が反響するのはなぜですか?

室内に反響する素材が多く使われているからです。

近代建築はデザインを重視しているので、フローリング、ビニールクロス、ガラス、コンクリートなど、音を反響しやすい素材が多く、
そのため、室内に残響音が残りやすい空間が多く存在しています。

ここで室内反響音の仕組みについてご説明させていただきます。

室内反響音のひどい状況、それを簡単に言いかえると「反射素材が多く、音が反射して、混在している」状況と言うことができます。
音は秒速340mで進んでいます。

例えば10m角の部屋の壁際の音源から音が発生させた場合、音は音源向かいの壁面に反射して音源と壁面との間を1秒間に17往復することになります。
それにより反射した音が時差で混在するようになります。

すると時差のある複数の音を同時に耳で聞くことになり、うるさく感じられるのです。

上記の状況を数値化したのが「室内残響時間」という数値です。

これは音源が発音を止めてから残響音が60dB減衰するまでの時間を言います。
60dB減衰するとは、音エネルギーが100万分の1まで小さくなるということです。

(当社より配布させていただいている施工例集では、この数値を測定しています。)「室内残響時間」は、スタジオ・リビング・会議室…など用途によって、それぞれ理想値が異なります。

(理想値につきましてはまた別の機会にご説明させていただきます。)

さて、それではどんな空間だと室内残響時間が長くなるのでしょうか?

それは反響しやすい素材(フローリング、ビニールクロス、ガラス、コンクリートなどの硬いもの)が多く使われている空間です。

反響音の多い場所

・ホテルのエントランス

ホテルのエントランスのように床は大理石、入口はガラス面、天井は吹き抜けという造りです。このような大空間で反射素材が多く使われていると、エントランスの声が吹き抜けを通じて響いてしまいます。

・会議室、TV会議室

会議室やTV会議室などのように狭い空間で反射素材に囲まれている場所でも、マイクを使用するような場合は音が響きすぎて明瞭に聞こえないことがあります。

・体育館、講堂

大人数が入る学校の講堂や体育館などの大空間は、同じ映画館などの大空間と比べて反響音対策が取られておらず、とても音が響く造りになっています。

私たちの周りには反響音の多い空間の方が圧倒的に多く存在しています。

適度な反響であればよいのですが、必要以上の反響音によって私たちは無意識のうちにストレスを感じているのです。リラックスできる空間造りをするうえで、反響音対策(吸音対策)は非常に重要な役目を果たします。

現代建築でフローリング、ビニールクロス、ガラス、コンクリートの多く使われた空間での残響時間調整にはフェルトーンは今までにない画期的な商品であると言えます。

フェルトーンの効果を発揮する場所をまとめたブログがありますので、よろしければご参照ください。

下記ブログにあるような案件がありましたら、ぜひフェルトーンをご提案いただけますと幸いです。

http://www.tokyo-blinds.co.jp/blog/2011/07/492.html


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