ホーム > お客様のご要望別事例 > 反響音を軽減する吸音ブラインド

東京ブラインドには、反響音を軽減し、音環境を改善する吸音ブラインドがあります。
東京ブラインドは、室内にいる人にとって居心地の良い空間作りをしたいという想いから、反響音を軽減する吸音ブラインドを開発しました。
| フェルトーン® バーチカルブラインド | ||
フェルトスラットの重量に耐えられる丈夫なメカを使用しています。
東京ブラインド工業が世界で初めて開発したブラインドです。
車の吸音材を開発しているメーカーとコラボレーションして製品開発を行いました。
過度の反響音により、自分の弾いている音がわかりにくい、というご相談を受け、ピアノ室の音環境改善のためにフェルトーン®(バーチカルブラインド・スクリーン共)を設置することとなりました。

設置前、スクリーン2台設置、ブラインド全閉、ブラインド全開+スクリーン2台設置したときの残響時間を測定しました。それぞれのデータを示したものが、下記のグラフになります。

未対策の状態では、残響時間は最大0.7秒と残響時間が長すぎ、さらに建物の構造や内装材等、様々な要因が影響し、500ヘルツの周波数だけ響きやすい状況となっていたため、ピアノ室としては、問題がある部屋でした。
ほとんどの音域で設置前より残響時間が短くなり、フェルトーン®・スクリーンの吸音効果が発揮しているのが読み取れます。
スクリーン同様、設置前より残響時間が短くなっています。500ヘルツの音域の響きも改善され、ほぼフラットなグラフになっていることからも読み取れるように、フェルトーン®・バーチカルブラインドがバランス良い響きになるように調音しています。
フェルトーン®・バーチカルブラインドがバランスよく吸音している所へ、フェルトーン®・スクリーン2台が加わることによりさらに吸音効果を発揮し、ピアノ室としての推奨残響時間である0.3~0.4秒程度に改善されました。響き過ぎず、響かな過ぎず、ピアノ室として最適な残響時間レベルになったのが分かります。
設置前、スクリーン2台設置、ブラインド全閉、ブラインド全開+スクリーン2台設置したときの騒音値を測定しました。それぞれのデータを示したものが、下記のグラフになります。

※右端の「A」はデシベルです。デシベルとは、人が感受する音の大きさと周波数に対する感じ方を元にきめた単位で、騒音に対する基準となる尺度です。人間の感覚特性を考慮してわかりやすく一つの数字に数値化したもので、工事現場にある騒音計などにも記されています。
設置前、今回の音源での騒音値は89dBありましたが、スクリーン2台とブラインドを全閉した場合の騒音値は85dBとなり、4dB程度の騒音低減効果がありました。騒音のパワーは50%オフ以上になっています。